YOJOCK USB電圧電流チェッカー
スマホの充電に欠かせないUSBケーブル。MicroUSB、Type-A、Type-Cなど、充電時に使用している方も多いですよね。
充電する時にふと、「なんでこんなに充電が遅いんだろう?」「もっと早く充電出来ないかな?」「〇〇対応って書いてるけど、本当にその充電規格で充電してるの?」と、疑問に思ったり、充電関連で悩んだりしたことは誰しもがあるはず。
そんな疑問や悩みを解決するのが、こちら
電圧、電流、電力、充電規格、インピーダンスなどなど、繋ぐだけで色々なことを可視化してくれるのがこのアイテム。
持ってる充電ケーブルの中で、このケーブルは他のよりワット数が高い(充電が早く終わる)など、数値化されて性能が分かれば、どれが一番早いかも一目瞭然。さらには充電器やモバイルバッテリーの性能まで調べることもできる。
そんな便利なアイテム、「YOJOCK USB電圧電流チェッカー」の詳細をこれから見ていきましょう。
YOJOCK USB電圧電流チェッカーのパッケージ内容
プラスチックケースがあるのは良いですね。日本語の取扱説明書も付属しています。
YOJOCK USB電圧電流チェッカーの本体
裏表ともに保護フィルムが貼られています。取るか取らないかは、お好みでどうぞ。
端子はUSBのINとOUT、Type-CのINとOUT、MicroUSBのINです。
表示切替スイッチが右のType-C OUTPUTの上にあります。
MicroUSB変換アダプター兼OTGアダプター。USBのINとOUTどちらでもMicroUSBに変換できます。差し込む時は、向きに注意してください。
OTGとは
USB On-The-Goは、パソコン等を介さずにUSB機器同士を直接接続するインタフェース規格。
YOJOCK USB電圧電流チェッカーの計測表示
今回はスマホ OPPO A79 5G に充電した時の計測表示を見ていただきます。
表示項目、表示モードの種類が多いですね。波形みたいなのがあるのには驚きました。
1枚目の画像にPD表示がでてるので、USB Power Delivery規格で充電されてることが分かります。今どの規格で充電されてるか表示されるのは、かなり便利ですね。
注意:ケーブルを繋いでも画面が表示されない時は、付属のMicroUSB変換アダプターをMicroUSB INPUTに付けると映ることもあります。(特殊なつなぎ方をしていると、画面が映っても計測できない場合もあるようです)
YOJOCK USB電圧電流チェッカーの仕様
型番 | J7-c |
電圧測定範囲 | 3.60V~32.0V |
電流測定範囲 | 0.00~8A |
インピーダンス測定範囲 | 1~999.9Ω |
容量累積範囲 | 0~99999mAh |
電力累積範囲 | 0~99999Wh |
パワー測定範囲 | 000.00~150.00W |
USB D+電圧範囲 | 0V~2.99V |
USB D-電圧範囲 | 0V~2.99V |
リフレッシュタイム | >500ms/回 |
対応規格 | SCP,FCP,AFC,APPLE,DCP,SAMSUNG, QC2.0,QC3.0,PD2.0,PD3.0,MTK-PE |
これは取扱説明書に書かれている数値ですが、改良やアップグレードで数値が変わっている場合もありますのでご注意を。(この手の製品あるある)
YOJOCK USB電圧電流チェッカーの操作方法
表示切替スイッチを押すことで、操作が出来るみたいです。
- ボタン1回 表示モード切り替え
- ボタン2回 容量(mAh)リセット
- ボタン3回 電気量(Wh)リセット
- ボタン4回 時間リセット
- ボタン5回 累積データストレージグループ番号(NO.X)を変更
- ボタン長押し 容量、電気量、時間をクリア(現在のグループ)
- システムインターフェースで、ボタンを短く押すと設定オプションの切り替え、ボタンを長押ししてオプション選択
- ショートキーを押して、過電圧(>32.0V)、低電圧(<0.00V)、過電流(>8.00A)設定インターフェイスに移動すると、素早くワンクリック(-reduce)することで値を調整できる。または、素早くダブルクリック(+追加)します。
(注意:標準機器がない場合は、電圧と電流を校正しないでください)
まとめ
小さいのに、多機能というか表示される項目が多いことに驚きです。私なんて電圧電流ワット数ぐらいしか見てません笑
試しに手持ちのケーブルを全部測って見ましたが、ケーブルの長さの違い、規格対応の違いなどで、結構差があるんだなと。ワット数を主に見てましたが、やはりケーブルの違いだけで、数ワット違ってました。
今回充電したOPPO A79 5Gは、最大で27w前後で充電されてたんですが、ケーブル変えたらやっぱり違うんですよね数値が。途中で急にワット数が落ちるケーブルや、安定してるケーブルとか色々あって、やはり数値で見ると分かりやすいです。
USBチェッカー1台ぐらいは、持ってた方が便利だと思います。充電が早いスマホなのに、古いケーブルとか規格に対応してないケーブルを使ってて、本来の性能を活かしきれてなかったなんて洒落になっていませんからね。
「このケーブル大丈夫なのかな?」とずっと疑問のままにするより、ちゃんと確認してすっきりする方が精神衛生上も良いんではないでしょうか。
余談ですが、昔に買ったUSBチェッカー。これはこれで、シンプルで好きなんですよね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございます。また別の記事でお会いしましょう。
ざんまい でした。