アンテナ型の無線lan子機
無線より有線派、管理人のざんまいです。
ある時から無線マウスを操作すると、カーソルがカクカクになるときが度々ありました。
おかしいなと思いつつも対策もしてるし、すぐに直るのでまぁいいかという感じで放置。
そしてある時に気づいたのです。スマホを一緒に使ってる時に、カクカクすることに。
そうです、スマホのWi-Fiと無線マウスの周波数帯は同じ2.4Ghz。干渉しまくってたわけです。
ならルーターの周波数帯を5Ghzに変更すればいいのでは? と思い5Ghzに変えてみるとあまりよろしくない。
5Ghzは障害物に弱く、電波が届く範囲も狭いというデメリットがあります。
家族も使っていますからね、ん~これは困った。スマホは快適に使いたいし、かといって無線マウスがカクカクのままなのも・・・。
色々考えて悩んだ結果、良いアイデアが浮かびました。
そこで今回ご紹介する、おすすめのコスパアイテムはこちら、

2.4Ghzと5Ghzに対応したデュアルバンド。802.11ac/n/a/g/bのWi-Fiに対応。
アンテナは、360℃回転できる部分と90℃回転できる部分の2軸。
接続はUSB3.0。
アンテナ型にしてはお手頃な価格だから選んだというのもありますが、接続がUSB3.0なのも選んだ要因ですね。
2.4Ghzに干渉するのを防ぐためか、USB3.0接続の無線lanアダプターって結構少ないんですよ。
USB2.0接続でもよかったのですが、今回はちょっと変わった使い方もするのでUSB3.0を選びました。
それでは、「KIMWOOD アンテナ型無線lan子機」の詳しいレビューをご覧ください。
※商品価格は常に変動します。購入の際には、各通販サイトで値段の確認をしてください。
(このサイトでの表示価格と各通販サイトでの価格が違う場合があります)
※またクーポンの適用やポイントの確認を忘れずに。

Kimwoodのアンテナ型無線lan子機の詳細画像
付属品は、日本語の取扱説明書とインストールCD。
Windows10/11は自動的にドライバーがインストールされるので、CDは使わないでしょう。

本体はアンテナ部とUSB部に分かれていますが、ねじ式なのですぐに合体できます。

アンテナを360℃回転させることができる部分。

90℃に倒せる部分。
ON状態で青色のLEDが光り、通信すると点滅します。

裏側にある放熱穴と技適マーク。

接続は、USB3.0。

自動でUSB2.0かUSB3.0に切り替わります。
USB3.0は2.4Ghzに干渉するため、速度や安定性が損なわれないように不要な時はUSB2.0接続になるようです。
デバイスに「デバイスはUSB3.0に接続するとさらに高速で実行できます」と表示されますが、USB2.0⇔USB3.0に切り替わってもWindowsの仕様でそこの表示は切り替わりません。
USBに挿し込みデバイスマネージャーで見ると
Realtek 8812BU Wireless LAN 802.11ac USB NIC と認識されます。
おなじみのカニさんですね。

Kimwoodのアンテナ型無線lan子機の仕様
Wireless 11AC USB Adapter
WiFi Dual Band 1300Mbps

Kimwoodのアンテナ型無線lan子機を実際に使用した感想
私の使い方は、Windows11のモバイルホットスポット機能を使ったPC経由でのインターネット接続です。
スマホ→PC→ルータ→ネット
このページの最初にも述べた通り、ルータ自体を5Ghzにすれば簡単なのですが、速度や安定性、電波の届く範囲などの問題により私の家の環境では無理だと判断。家族も使いますからね。
ルータは今まで通り2.4Ghzを使い、私のPC周辺ではこの無線lan子機を使って5GhzでスマホとPCを接続し、PC経由の有線でネットに繋ぐことにしました。
無線lan子機を5Ghzに固定するため、デバイスマネージャーで設定します。
Realtek 8812BU Wireless LAN 802.11ac USB NICのプロパティを開きます。

詳細設定タブのWireless Modeの値をAutoからIEEE 802.11a/n/acに変更。
これで5Ghzに固定できました。

Wi-Fi | 速度 | 周波数 |
---|---|---|
IEEE802.11b | 11Mbps | 2.4GHz帯 |
IEEE802.11g | 54Mbps | 2.4GHz帯 |
IEEE802.11n | 600Mbps | 2.4GHz帯/5GHz帯 |
IEEE802.11a | 54Mbps | 5GHz帯 |
IEEE802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
結果的には、大成功です。
スマホは5Ghz、無線マウスは2.4Ghz、と分けることができてカーソルがカクつくこともなくなりました。
こういう使い方ができるのは、本当に便利ですよね。
ルータに直接スマホを接続する場合と比べると速度はやや落ちますが、70Mbpsぐらいは速度がでてるので実用では何ら問題は無いです。
Kimwoodのアンテナ型無線lan子機のまとめ
KIMWOOD アンテナ型無線lan子機は、いかがだったでしょうか?
アンテナ型としては、かなりお手頃な価格でしたね。
初めはKimwoodなんてメーカー聞いたことなかったので、大丈夫かな?という不安もありましたが、実際に使ってみて問題無く動作するのでホッとしました。
まぁ中身はカニさんなので、そこまで気にすることでもなかったですね。
それにしても技術の進歩は凄まじいもので、無線lanをここまで自由に使えるようになってるとは驚きです。
Windows11のモバイルホットスポットが、優秀すぎるというのもありますね。こんなにも簡単にPCを無線lanの親機に設定できてしまうんですから。
2.4Ghzと5Ghzを使い分けることも簡単ですし、無線lan関係は本当に便利になりましたね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございます。また別の記事でお会いしましょう。
ざんまい でした。
