GTRacing ゲーミングチェア GT002 レビュー

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GTRacing ゲーミングチェア GT002

一度は目にしたことがある、格安ゲーミングチェアのメーカーGTRacing。

ゲーミングチェアで有名なところと比べて、半額以下で買える価格設定。

初めてゲーミングチェアを買うのに「いきなり高額な商品を買うのは、ちょっと」と思ってる方には、お試しで買ってみるにはお手頃な価格です。

かくいう私も4年前に、

「ゲーミングチェアって本当にいいのかな?試してみたいけど、いきなり4万円以上とか買うのはな~」

で色々悩んだ挙句に購入したのがこちら、

GTRacing ゲーミングチェア (GT002F-BLUE)

「GT002」はオットマン無しバージョン。「GT002F」はオットマン付きバージョン。

2020年7月にオットマン無しバージョンを購入しました。

今思えば、オットマン付き(フットレスト付き)を買っとくべきだったと少し後悔しています。

このゲーミングチェアに向いている人は、

  • 安く購入したい
  • ゲーミングチェアを試してみたい
  • ゲーミングチェアを初めて使う
  • 多彩な色の中から選択したい(ブルー・ピンク・ホワイト・ブラウン・グレイ・パープル・レッド・カラフル)

それでは、4年間使用してみた感想を含めつつレビューしていきます。

GTRacing GT002 レビュー

4年間使用したゲーミングチェアはこちら。

いつも座る部分が、かなり凹んでいますね。

4年間使用した割には、綺麗な方だと思います。あまり劣化も見られませんし。

サイズ幅67.31×奥行51.15×高さ120.65cm~132.08cm
材質PUレザー
本体重量約22.18kg
背もたれ82cm
座面調整範囲43~53cm
肘掛け調整範囲60~76cm
リクライニング90~165°

ゲーミングチェアの中では、シンプルでコンパクトな部類に入るのではないかと思います。私の狭い部屋にぴったりなサイズ感。

座面をかなり低くできますので、女子で「足がつかない」なんてこともないかと思います。

ざんまい
ざんまい

店舗などで実際に座って、座り心地や高さなどを確認するのが本当は一番良いのですが。

ヘッドレスト・ランバーサポート付き。

推奨値限界値
身長150~180cm190cm
体重40~80kg136kg

耐えられる重さの限界が136kgもあるんですね。

耐荷重はだいたい100kgぐらいかと思っていました。

GTRacing GT002のメリット

GTRacing ゲーミングチェア (GT002F-BLUE)の特徴。

値段の割に機能は十分に揃っており、コスパはかなり良いです。

価格が安い

GT002の最大のメリットは、「価格が安い」です。

安く買いたい方はもちろん、ゲーミングチェアを試してみたい方にも、お手頃なお値段で購入できます。

さすがに4万5万もしてくると、気軽にお試しで~とはなかなかならないですからね。

ざんまい
ざんまい

2万円以下で購入できるのは、初めて買う人や学生さんも、手が出しやすいですよね。

肘掛けの昇降

意外と見落としがちですが、デスクの下に椅子を仕舞われる方もいると思います。私もそうです。

肘掛け(アームレスト)がデスクに当たって仕舞えない、ということがありません。

ゲーミングチェアの中には、肘置きが固定されてるものもあるので購入の際は注意が必要です。

部品に汎用性がある

ゲーミングチェアの中には独自規格なものもあり、部品を交換しようとすると専用の部品以外はNGな場合もあります。

その点GT002はかなり汎用性が高く、ガスシリンダーも一般的なものなどが使えたりします。

もしもの時のために、交換用に購入したガスシリンダー。

ガスシリンダーを使う椅子でよく聞く、劣化してくると「勝手に下がる」

今のところガスシリンダーは正常なので倉庫に保管しています。

ざんまい
ざんまい

購入するのが早すぎました。おかしくなってから買えばよかった。

汎用品は単品でも値段が安いので、いざという時に一部の部品を変えることができるのはかなり便利です。

専用部品で単品になると、かなり高額になることもありますからね。

リクライニング

以前使用していたオフィスチェアには、リクライニング機能はありませんでした。

ですが、特に困ることも無かったんですよね。

しかしです、いざリクライニング機能を使用してみると、これはもうリクライニングがないチェアには戻れないといった感じ。

私が主にリクライニングを使うときは、目薬をさすときと、仮眠をするとき。

目薬をさして目を閉じ、数分横になるとかなりすっきりします。

特に良いのは仮眠のときです。

ぐっすり寝れるような体勢ではないので、すぐに目が覚めるのがちょうどいいんですよ。(気づいたら1時間ぐらい寝ている時もありますが)

ちなみにオットマン付きをおすすめします。リクライニングした時に、足を伸ばせないのは結構つらいです。

ざんまい
ざんまい

唯一後悔しているのが、オットマン付きじゃないバージョンを買ってしまったこと。これから購入される方は、オットマン付きをおすすめします。

しょうがないので踏み台を簡易オットマンみたいに使っています。

ハイバック

背もたれが高いと、通常時とリクライニング時、どちらの時でも頭を預けることができます。

ハイバックではない場合は、だいたい背もたれが肩あたりまでなので頭を預けることができません。

特にリクライニング時は、ハイバックでないと頭が宙ぶらりん状態になってしまいます。

ハイバックなGT002なら、リクライニング時にも余裕で頭を預けることができます。

目薬をさすときに、リクライニングを使う理由はこれです。

寿命

今のところ、まだ使い続けているので寿命は分かりません。

私は在宅で仕事をしていますので、仕事以外も含めると毎日10時間以上は座っています。

かなりのヘビーユーザーだと思いますが、それで丸4年間、問題なく使えているので値段のことを考えると最強なコスパ商品ではないかと思います。

私の予想としては、壊れる前に買い替えるような気がします。

疲れない

長時間使用しても疲れないような作りになってるのは、ゲーミングチェアの特性ですね。

私も初めはゲーミングチェアを使用したからといって、そんなに変わるものなのか?という疑問がありありましたが、使用してみると確かに違います。

前の普通の椅子では長時間使用すると腰がよく痛くなったのですが、ゲーミングチェアを使用しだしてからは腰の痛みはなくなりました。

個人差もあるでしょうし座り方や姿勢にもよると思うので、必ず効果があるとは言い切れませんが。

恐らく車のバケットシートと同じように人間工学に基づいた作りなので、腰などへの負荷を和らげてるんでしょうね。

GTRacing GT002のデメリット

GTRacing ゲーミングチェア (GT002F-BLUE)のデメリット。

やはり価格が安いということには、それなりの理由があります。

あぐらはかけない

座面の横にあるサイドサポートが高くて、あぐらはかけません。

私は前の椅子でよくあぐらをかいていたため、このゲーミングチェアにしてからはあぐらをかけなくなりました。

無理やりならあぐらをかけますが、サイドサポートが太ももに当たって痛いです。

なので今は、片足ずつ乗せて半あぐらみたいにしています。

クッションはへたる

これはどのゲーミングチェアにも言えることですが、使用すればクッションはへたります。

特にお尻の部分は、ほとんど位置が変わらないのでどんどん下がっていきます。

そこでおすすめなのが、「ゲルクッション」です。

カバーをかけたゲルクッション

ゲルクッションで体重を分散させれば、かなりへたりを緩和してくれます。

80kgの私を4年間支えた割に、あまりへこんでいないのが分かりますか?

これからゲーミングチェアを買う方も、すでに使われている方も、ゲルクッションおすすめです!

蒸れる

レザーでもファブリックでも、蒸れると思います。

完全なメッシュ(座面から床が見える)で通気性があるもの以外は、蒸れからは逃れられません。

特に夏は、冷房を付けていても蒸れるので対策は必要です。

ゲルクッション」または「空調ざぶとん」で私は対策しています。

実は当初、座布団を乗せて使用していたのですが、さすがにすぐにやめました。

空調さぶとんはかなり効果があります。まったく蒸れないです。

軋み音

リクライニング時などやはり多少音はしますが、そこまで気にするような音でもないです。

配信や録音する方にはおすすめしませんが、普段使いならなんら問題ないレベルです

ギシギシ音がする場合は、しっかりとネジ類を締め直した方がいいかもしれません。

耐久性

まずはこちらの画像をみてください。

この穴は、背もたれの中にある細い鉄線が外れてレザーを破ったものです。

なんでこんなことになったのかは、大体の予想はついています。

ランバーサポートがある状態でリクライニングすると、そこに体重が集中します。ランバーサポートの位置がちょうど背もたれの根本部分なのでそこに圧力が集中して、固定していた鉄線が外れたのでしょう。

こういうところは、価格相応の作りということでしょうか。

ただ逆に言えば、耐久性があるとも言えます。

毎日毎日、目薬だの仮眠だのと80kgの私が4年間リクライニングを頻繁に使い続けてこれぐらいで済んでるのは、価格の割に耐久性があるとも言えますね。

鉄線が外れた後も、おかまいなしにリクライニング使いまくってますが、悪化するようなことは今のところありません。

リクライニングすると時々、鉄線が穴のところ戻っていることもありますが、押し込むと元通りの位置に戻ります。

使えるの?と疑問に思うかもしれませんが、背もたれの中には他の鉄線や、恐らくかなり強力なPPバンド?みたいなのが鉄フレームに張り巡らされてるので、そうそう使えなくなるということはないと思います。

細い鉄線は補強みたいな感じで使われ、メインは強力なPPバンドかなと推察しています。

なので今でも問題なく使えています。

もうひとつ気になるのは、レザーの劣化ではないでしょうか。

こちらも画像をご覧ください。

このようなひび割れが入ってるのは、座面のこの部分ぐらいです。背もたれや他の部分には、ひび割れは見当たりませんでした。

4年間使用してこのぐらいなら、十分耐久性はあると思います。

ヘッドレストの位置

ヘッドレストの位置が自分と合わない場合は、紐かなにかで延長しましょう。

そうすれば自分の好きな場所に移動できます。

キャスターの交換

フローリングの方はそのままでも使えますが、私の場合はタイルカーペットだったのでキャスターを「ナイロンキャスター」に変えました。

まとめ

GTRacing ゲーミングチェア (GT002F-BLUE) は、いかがでしたか?

ゲーミングチェアの中では、コスパは最強だと思います。

「ゲーミングチェアは、安いのを購入すると後悔するよ」なんて書き込みも見かけますが、今のところ私は後悔していないですね。むしろコスパ的にも良い買い物でした。

満足度って人によって違うと思うので、価格と性能を天秤にかけて、ベストなコスパの良い商品を見つけ出せたらいいですよね。

次は、「Bauhutte」や「AKRacing」のゲーミングチェアを購入してみようかなと思ってみたり。やはり有名になるのには理由がありますし、価格にも理由があると思うので比較してみたいんですよね。

ただあの価格帯になってくると、同機能を持ったオフィスチェアなんかも視野に入ってくるので悩ましいところです。

さて次もまたゲーミングチェアか、はたまたオフィスチェアに戻るのか、買い替える時がいつになるのかは分かりませんが、その時はまた記事にしようと思います。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございます。また別の記事でお会いしましょう。

ざんまい でした。

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