遮光
これから紹介する方法は、見た目を全く無視した「とにかく安く遮光したい」方向けです。
見た目があまりにも酷いので、家族だけしか見ない場所で使用することをおすすめします。
例えば私の場合は、部屋に大きなすりガラスがあり他の部屋の明かりがもろに入ってきます。自分が寝ようとしても他の部屋の明かりがついていると、かなり明るくて眠れません。
しかも幅が3m(すりガラスの引き戸が4つ)もあり、1級遮光カーテンを買えばそれなりのお値段になることは明白。
小窓や出窓、標準的な窓ならコスパに優れた1級遮光カーテンもありますが、こういった変則的な長さだとお値段がお高めに。
長さを指定できるオーダーメイド的なカーテンもありますが、やはりこちらもお値段は高めになってしまいます。
この引き戸のすりガラスは開け閉めはしないので、カーテンの様な機能もいりません。家族以外が見る場所でもありません。
なので今回の方法にはぴったりな場所でした。
恐らくひとそれぞれ条件は違うと思うので、まずは方法を理解してから自分の状況に合うのかを考えるのがいいでしょう。
それでは、実際の方法をご紹介します。
とにかく安く遮光する方法
田舎の家や古い家にはよくある、引き戸のすりガラス。
1枠のガラスの部分だけだと、幅66cm高さ39cmとそこそこの大きさ。ひとつの引き戸に、この枠が4個あります。
反対側には木の格子が付いていて、何かを貼るには不向き。こちら側は横一本なので貼りやすい。
これが部屋の区切りとして使われているため、そりゃ別の部屋の明かりは入りまくりですよね。
見た目なんかどうでもいい!とにかく安く!簡単に!1級遮光ぐらいにしたい!で考えた方法がこちら。
ええ、もう外見は最悪です。家族以外には見せれないと書いた理由が納得いただけたでしょう。
黒い画用紙をガラス面に、ただ貼るだけ。
手順① まずは両面テープを貼る。
木枠とガラスの間に隙間があると、画用紙を滑り込ませることができます。その場合は両面テープを使わなくてもある程度は固定できますが、風(扇風機・エアコン・人が動くと起きる風)が当たると画用紙が浮いてしまう場合もあるので、どっちみち両面テープは必要かなと思いました。
両面テープを貼らずに一度試しましたが、やはり画用紙が動いたりしたので、あとから両面テープを付けてやり直しました。
手順② 左右を貼ってから、蓋をするように最後に真ん中に貼ります。
手順③ 最後に真ん中の画用紙の端をガムテープでとめて完成。
私の場合は、画用紙の高さ39cmとすりガラスの枠の高さがぴったりだったのでハサミで切らずにそのままで使えました。
それからなぜガムテープを使うかというと、当初セロハンテープだけで試したところ、
ご覧の通り、数ヶ月後には剥がれてきました。
セロハンテープは使い勝手はいいですが、やはり耐久性は低いです。また貼り直すのは面倒なので、ガムテープでがっちり貼り付けたというわけです。
茶色のガムテープはさすがに色合いがちょっとアレなので、一応黒のガムテープにしてみました。
こんな酷い見た目ですが、遮光性能は抜群なのでご安心を。
画用紙1枚39cm×27cm、100枚でおよそ6.3畳分。
それが1000円前後ですから1枚ほぼ10円、コスパ爆発してますね。
重ねたりして貼る場合もでてくると思うので、枚数は多めに購入するのをおすすめします。まぁ100枚もあれば、足りなくなることは無いとは思いますが。
画用紙は薄くて軽いのでどこにでも貼れますし、簡単に剥がせるのもメリットですね。
デメリットはただひとつ、見た目が最悪。
ただ家族以外が見ないなら、この方法で十分ではないでしょうか。
やってみてあまりに不格好でダメならすぐに剥がせますし、なにより「やっぱりこれじゃダメだ。1級遮光カーテンにしよう」と納得して購入できるのではないでしょうか。
とりあえず、試してみる価値はあると思います。
まとめ
画用紙を使った遮光方法は、どうでしたか?
正直なところ、この方法を紹介するかどうかちょっと悩みました。
画用紙を代わりに使うのはコスパ的には良いのですが、あまりにも見た目が酷すぎて。
ただカーテン機能が必要のないところに、わざわざ高い1級遮光カーテンを買うのもアレですし。
それにカーテンて意外とホコリがたまりやすいのが、個人的には嫌だったんですよね。
私は古い家に住んでるので、この引き戸にすりガラスって結構あるんですよねあちこちに。それをDIYしたり、カーテン付けたりしたら数万~なんて軽くいってしまいます。
それで、こんな方法をとったわけです。
10枚入りの画用紙も売ってますので、それでとりあえず試してみるのもいいかもしれません。
やはり自分の家の環境で実際にやってみないと、どういう感じなのかは分からないものですからね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございます。また別の記事でお会いしましょう。
ざんまい でした。